本当の飾らない自分でいる方法


周囲によく思われたい、イメージを悪くしたくない。
そう思うとき、キャラを作ってしまいがちです。
そんな、無理にキャラを作ってしまう自分自身に、疲れてしまう。
そんな方も多いでしょう。

この「キャラを作る」事が長く続いてしまうと、「本当の私は違う」と思い、自分が嫌になってしまうこともあります。
そして、そんな「キャラ作り」をしてしまうと、それを続けなければいけなくなり、本当の自分自身の姿を見せることが出来なくなります。
その結果、本来の自分自身をわかってもらうことが出来なくなって、本当の自分を出せる人を作れなくなってしまいます。

本当の自分でいる

本来の、飾らない自分自身でいるためには、「安心感」を得られる相手が必要です。
ですが、相手から「安心感」をもらうことは、簡単なことではありません。
それは何故かといえば、安心というものは、相手ではなく、自分自身が感じるものだからです。
まずは、あなたと相手の間に信頼をつくり、それを深めていくことが必要になります。
相手に、信頼している、ということを伝え続けていって、それに加えてあなたも相手のことを「信頼している」と感じることが必要になります。

それを続けていくと、あなたの心に安心感が生まれるでしょう。

例えば、何か高価なものを買うときに、事前にメーカーを調べたり、口コミをみたり、ありとあらゆる情報を調査して、「これなら購入する価値がある」と思い、調査をしなくなった時点で購入することを決めたりします。
人との関係も、同じ事が言えるでしょう。
相手がどんな人か、あるいは自分自身がどんな人か。
この情報を伝え合う事を、お互いに重ねていく事で、お互いの事を深く分かってきます。
自分自身はこんな人だ、ということを伝える必要がなくなれば、その時に、お互いに安心できる関係となります。

ですが、本当の自分を出すことに怖さを感じる事もあるでしょう。

そんな時には、まず、あなた自身を出す前に、相手のことを知りましょう。
相手がどんな人なのか、という事を知れば、お互いに共通する話題が見つかって、自然に本当の自分を出せるようになるでしょう。

さらに、徐々に自分自身の事も話すようにします。
本来の自分を出せない場合には、まずは、相手の話に共感できる、と感じる部分を見つけて、それを相手に伝えるといいでしょう。

また、自分の心を正直に伝える、という事が、本来は一番相手に気持ちを伝えることが出来ます。
ただ、あまり仲がよくない人に向かって、いきなり「付き合ってください」といったとしたら、相手は引いてしまうでしょう。
大切なのは、相手がきちんと受け取れる言葉で話すことです。
例えば、「ご飯でも食べに行きませんか」と話してみたりすれば、相手に自然に本当の自分の気持ちを伝えることが出来るでしょう。